城南区 Kさん宅(マンション:三管導入後)


SHARP XV-Z5000から三菱LVP2000+VC2001に買い換えられたとの事で、設置工事のお手伝い(と言うか見物(^^;)にお邪魔させて頂きました。

まずは以前のプロジェクターとスクリーンを撤去

 
 
プロジェクター本体の天吊りに使用したケミカルアンカー

通常、ケミカルアンカーは基礎と建物を固定する場合などに使われる建設用の物で引っ張り強度は数トンもありプロジェクターの天吊りにはオーバースペックですが、施工が楽との事でKさんが天吊り工事を依頼したR&Bオーディオの片岡さんはよく使われるとの事。

設置を待つスクリーン

オーエスのスプリングローラー式100inchパールから、キクチ マリブ100inch電動昇降式に付け替え。

 新しいスクリーンを設置するため、以前スクリーンを天井に固定するために使っていた角材にボルトを通している様子。
スクリーンの設置完了。 電動昇降式はイイですねぇ。

 
 
プロジェクター本体の天吊り位置をマーキングするKさんご本人。 天井はスラブの下に石膏ボードがある二重構造で、まず石膏ボードに穴を空けたところ。
中央の四角い穴は、天井裏の様子をチェックしたりアンカーを打ち込む際に使うためのものです。
天井スラブに穴を空けているところ。

マンションの天井スラブは共有部分であるため、工事の前にあらかじめ管理組合に相談して許可を得ています。

アンカーボルト打ち込み中。

まずケミカルアンカーを穴にさし込み、その下からロッドを打ち込むと穴の中でケミカルアンカーが割れ、主剤と硬化剤が混ざって固まります。
穴から出ているワイヤーはケミカルアンカーが固まるまでロッドを固定するためのものです。


 
 
ケミカルアンカーが固まるまで一休み。
壁コンセントも米KIMBAER CABLE社のWATTaGATE-381に交換。

 
 
天井側の天吊金具を取り付けた所。
中央に空けた四角い穴はもう使わないので、切り取った石膏ボードを奇麗にはめ込んで塞ぎました。
LVP2001のお腹。(笑)
天吊金具の取付途中です。
皆で「うりゃっ!」と持ち上げ、天井側の金具にガチャンと引っかけて天吊り完了。

LVP2001の天吊金具は左右の首振りの調整がちょっとやりにくいので、左右の首振り調整は人が沢山居る時にきちんとやっておいた方がいいようです。

天吊金具は結構部品点数が多いですね。 後の壁との距離も充分で、排気や配線の妨げにもならないちょうどよい位置に吊る事が出来ました。

 
 
電灯の電源ケーブルがG管とB管のちょうど間ぐらいにかかっていて一部光を遮ってしまっていますが、画質へのダメージはほとんど無いようです。 「バグス・ライフ」を試しに上映してみたところ。
100inch天吊りと言うLVP2001の工場出荷標準状態での設置だったため、ほとんど無調整でもかなりの画が出ました。
近日中にメーカーサービスにてきちんと調整してもらう予定です。

 
 
なぜか2台あるVC2001。2台直列で4倍密だっ!

って出来ない出来ない。(笑)
一台は南区Hさんが購入された物で、ビートノイズが出るとの事だったので本体の不良かどうか比較してチェックするために持ち込まれた物です。